【2020年最新Vol.4】バルコニーや庭で飲みながら聞きたいBGM洋楽15選 selected by BANSHAKU編集部
【連載シリーズ】ビールを美味しく飲むためにビールのことをもっと知ろう! −第5話、ビールグラスでもっと楽しく。もっとおしゃれに。
今回の登場人物
酔生夢死子 ライター・デザイナー時々ミュージシャン。10年会社員を務めた後、フリーランスに転向。現在は気の向くまま、思うまま、酔いと共に日々を過ごす。「できないことはできない。しない。」がモットー。
ビールの楽しみといえば、他のお酒と違い、目で楽しむ要素がふんだんにある!ということ。注ぐときにできる泡や、原料の違いなどで生まれるさまざまな色や香りはビールならではの楽しみです。そんな、「味」「香り」「泡立ち」「色合い」の4つの要素をふんだんに楽しむのに欠かせないのがビールグラス。ビールの種類が豊富なように、グラスの種類も多種多様。ここでは代表的な10つの種類を紹介いたします。お気に入りのグラスでお気に入りのビールを飲む。そんな最高でおしゃれな時間を楽しみましょう!
パイントグラス
味わうビールの温度でグラスの厚みを変えて楽しむビールグラス。
おすすめスタイル:オールジャンル
パイントとは、簡単に言うと「体積の単位」。スタイルにこだわらず、オールマイティーにビールを楽しめる代表的なグラス。その種類は多様で、ガラスが厚目のものはビールの温度が奪われ上昇し、逆に薄めのものだとビールの温度がグラスに取られません。選ぶコツは、ビールの特徴に合わせてガラスの厚さを決めること!
ピルスナーグラス
細身のグラスがキリッと苦味を引き立てるビールグラス。
おすすめスタイル:ピルスナー
口当たりの軽やかなビールにオススメなのがこのグラス。グラスの容量は少し少なめで、背が高く先が細いのが特徴。よくヴァイツェングラスと間違えられることがありますが、より直線的なフォルムはピルスナーの苦味をすっきり飲むのに適しています。
ヴァイツェングラス
なだらかな曲線が特徴。小麦と酵母の色・香りが楽しめるビールグラス。
おすすめスタイル:ヴァイツェン
ヴァイツェングラスは、ヴァイツェンまたはヴァイスビアとして知られる白ビール用のグラス。中央が広がった背の高いベル型のグラスは、グラスを傾けて元にもどす時、再び泡が生まれる仕組みに。背の高いグラスが、このスタイル特有の泡と香りをグラス内に閉じ込めます。また、泡を持続させることでより長時間ビール本来の風味を楽しめます。
フルート型
気泡が長く立ち上がるため、発泡感があるさわやか系のビールに合うビールグラス。
おすすめスタイル:ランビック
フルート型とはシャンパンやスパークリングワインによく使われているタイプのグラス。野生酵母を使ったフルーツビールなど、ランビック系との相性が抜群です。細長く口が狭いため香りがダイレクトに伝わり、よりフルーティに感じることができます。
ジョッキ
大きな取手で豪快に飲めるビールグラス。
おすすめスタイル:ラガー
厚手に作られたジョッキは常温に置いていても温まりにくく、注がれたビールの保冷効果も期待できます。大きめの取手で豪快に飲めるので、喉越しが軽く爽やかなラガービールにオススメ。居酒屋など、日本でジョッキタイプが多いのは、大手ビールメーカーのほとんどがラガーだからなのですね!
聖杯型
広い液体面なので、飲むときに香りを存分に楽しめるビールグラス。
おすすめスタイル:修道院ビール
修道院ビールを飲むため、キリスト教の儀式でワインを入れる聖杯を模したグラス。飲み口が広いのは芳醇な香りや豊かな味わいを楽しむため。修道院ビールはアルコール高めのビールが多く、ゆっくり飲めるよう広めの口とどっしりとした作りなのも特徴。
チューリップ型
深い丸みによって、香りがこもって広がるビールグラス。
おすすめスタイル:エール
ビールのふくよかな香りを保つと同時に泡も保つ、チューリップのような形状をした脚付きのビールグラス。泡を保つことで香りや炭酸も抜けにくくなるので、時間をかけてゆっくりとビールを味わうことができます。また、底には小さな傷が付けてあり、きめ細かな泡が楽しめます。
スタウトグラス
ブランデー型の上部と深い底の形状でモルトの香りを引き出すビールグラス。
おすすめスタイル:スタウト
その名の通りスタウトを飲むために作られたグラス香りを存分に引き出してくれます。口の部分が細くなっているのは、スタウト独特の香ばしい香りを封じ込めるため。ギュっと閉じ込めることで、焙煎の香ばしい香りを存分に楽しめるグラスです。
IPAグラス
深い底がホップの香りを引き出し波のカーブが飲むときに泡を作るビールグラス。
おすすめスタイル:IPA
このグラスで特徴的なのは、たまご型になっているグラス上部と、うねうねとしている持ち手の部分。グラスの先がすぼまっているものは、開いているものに比べて、よりしっかりとフルーティなアロマを捕まえてくれます。さらにこのグラスは、ビールを飲もうとすると鼻先がグラスの中に入る設計なので、ビールの味と香りを一度に体感することができます。
シュタンゲ
炭酸が抜けにくく、ストレートに飲み干せるビールグラス。
おすすめスタイル:ケルシュ・アルト
シュタンゲとは、とはドイツ語で「棒」という意味。ケルシュビール(透明感のある淡い黄色のすっきりとした飲み口の辛口ビール)の専用グラスで、薄口で小ぶり、やや細長い円筒形なのが特徴です。一般的なビールグラスが300~500mlなのに対し、1杯200ml程度で、普通の半分程度のサイズ。 このサイズになっているのは、泡が消えたり、ビールが温まってしまう前に飲み干すことができるようにするためなのです。
まとめ
どうでしたか?自分好みのグラスは見つかりそうですか?専門店で探すのもいいですが、今では通販でもたくさんの種類が買えるので、ネットで気軽に探すのもいいかもしれませんね。
それでは、エンジョイ・ビアタイム!
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