インターナショナル・ビアカップ金賞のIPAとは
「クラフトビールを身近な存在にしていきたい」
日本・東京で流行の兆しが見えるクラフトビール。それはここ大阪でも同様。近年、ブリュワリー(ビールの小規模醸造所)やブリューパブ(醸造所併設の飲食店)が続々と開店する中、“ブリューパブ テタールヴァレ”にはどのようなコンセプトや想いがあるのか、BANSHAKU編集部戸川がストアマネージャー平さんに聞いていきます。
今回の登場人物
BANSHAKU編集部戸川(以下、BANSHAKU戸川)
編集部随一の音楽通。趣味は音楽とお酒、AirPodsとは親友であり渋谷のタワレコに頻繁に出没する。
ブリューパブ テタールヴァレ ストアマネージャー 平さん(以下、テタールヴァレ平さん)
サッカーはプレイするのも観るのも好き。将来の夢は、サッカースタジアムに併設したブリューパブを造ること。
“ブリューパブ テタールヴァレ“とは
まずはクラフトビール事業を立ち上げられた背景やどのようなお店かを教えていただけますか。
もともとは弊社のオーナーが大手の飲食業に携わっており、管理職の立場を経験ののち、オーナー自身も会社を興したいとの想いから、当時から好きだったクラフトビールを扱うお店を始めることとなりました。
お店は大阪城から徒歩15分くらいのところにあります。11時から23時まで通しで営業をしており、ランチ、カフェ、ディナーのように時間帯に分けて営業しています。
大阪でもクラフトビールは話題になっているのですか
そうですね、大阪市内でもブリュワリーやブリューパブが増えてきています。
お店のコンセプトはございますか。
クラフトビールを好きになっていただける入口のようなお店、クラフトビールをもっと身近に、日常的に楽しんでいただけるように、ビールがお手頃価格で気軽にご来店いただけるようなお店です。
続いて平さんご自身のことについてお伺いしたいのですが、平さんはストアマネージャーという肩書きを持っていらっしゃいますが、どのようなお仕事をされていらっしゃいますか。
お店全体の管理を行っています。ビールの製造のアイディアを出したり、イベント企画など幅広いですね。ビールの醸造スタッフは別におります。
ブリューパブ テタールヴァレが造るビールと料理のフードペアリング
どのくらいの頻度でビールの仕込みをしていますか。
提供しているビールは早ければ2週間で在庫が無くなってしまいます。ここ最近は1週間で2回ほど仕込んでいますね。店内では常時3種類の自社醸造ビールが楽しめます。“白、黒、琥珀”と大まかに分類をしてレシピを変えて造っています。あえて定番商品を設定せず、お客様がきたときに一期一会のようなクラフトビールとの出会いがあるようにしています。
例えば今日(取材日は9月8日)は白がセッションペールエール、黒がモーニングスタウト、琥珀はカラメルセゾンを飲むことができます。白の次回はヴァイツェンやケルシュなどに変わるかもしれませんし、違うクラフトビールが楽しめますよ。
料理も提供されていらっしゃいますが、ビールと合わせたおすすめはございますか。
白のビールでしたら、“ビール蒸しどり”がおすすめです。ビールで鳥ムネ肉をマリネして、低温調理しています。また、黒ビールなら自家製“パテ・ド・カンパーニュ”をおすすめしています。鳥のレバーと豚肩ロースをミンチにした、シェフがこだわりを持っている食事メニューです。琥珀ビールは“塊肉ロースト”がいいです。3〜4キロのお肉をオーブンで5時間ほどじっくりローストしてスライスしたものを提供しております。
日本では日本酒やワインと違い、クラフトビールに合うペアリングフードが浸透していなかったので、新たな文化を創り出せることにワクワクしながら、フレンチ出身のシェフと共にメニューの開発を行いました。
最後にどのような方にお店に来ていただきたいですか。
クラフトビールを身近にしたいので遠方の方ももちろんですが、お店の近くに住んでいる方がクラフトビールを日常的に飲んでいただきたいなと思っています。テイクアウトでグラウラー販売(量り売り)もしておりますし、料理もシェフがこだわりをもって研究しているのでビールと一緒に召し上がっていただきたいなと思います。
Director’s Voice
ブリューパブ テターレヴァレでは最近オンラインストアでの商品販売を始めたそう。お祝い用のギフトなどで購入されていく方が多いのだとか。公式サイトではいち早くお店の情報がわかるのでこちらも要チェック。
Junki Tada
ブリューパブ テタールヴァレについて
住所 | 大阪府大阪市中央区大手通1-1-2アトランティス21ビル1F |
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TEL | 06-6809-5229 |
公式サイト | https://brewpubtv.com/ |
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