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【ソーダストリーム】-「ソーダストリームはヘルシーでありながら炭酸飲料を飲むことができます」
「新鮮!エキサイティング生炭酸」のキャッチフレーズのもと世界中の家庭に毎年約20億リットルの炭酸水を提供している『ソーダストリーム』。世界No.1の炭酸水ブランドとして活躍する背景には社会的・環境的な問題にも配慮した製品の開発をされております。本日はソーダストリーム平野さんにソーダストリームの歩んできた歴史についてお話を聞いてきました。
イギリス・ロンドンにてソーダストリームが誕生した
−まずはソーダストリームが誕生した経緯を教えてください。
元々はイギリス・ロンドンのお酒のメーカー『ギルビー社』が『ソーダストリーム』を商品として開発したのが1903年です。116年の歴史があるブランドであり、商品開発当初からソーダストリームの名がつけられておりました。当時、特に西ヨーロッパでは炭酸水を飲む文化がありまして、「家庭でも炭酸水を作って飲むことができたら良いのではないか」と着想したのが商品開発のきっかけであったと聞いております。
1960年代まではヨーロッパの王族や貴族の方が使うような高価な商品でありましたが、1970年代からは商品を開発する技術力の向上から量産化できるようになり、一般家庭への普及が広まりました。イギリスでのテレビCM放映開始などヨーロッパを中心に販売を広げて行きました。
−平野さんとソーダストリームとの出会いを教えてください。
日本上市前の2010年ごろ、炭酸水を作る機械があると聞いてソーダストリームに出会いました。製品の品質の良さ、安全性、使いやすさはもちろんですが、ブランドに込められた想いに強く共感し、日本での立ち上げを決意しました。
炭酸水というのはもともとは「水」です。人間に必要なものはその水であるので、ソーダストリームは日本でも定着することが可能だと社員一丸信じています。
ヘルシーかつゴミが出ない商品設計
−「ブランドに込められた想い」とお伺いしましたが、ソーダストリームの商品開発にはどのような想いがあるのでしょうか。
一般的な炭酸飲料は人工添加物が含まれていることで健康問題に繋がっている問題点があります。また、ペットボトルなどプラスチックは環境汚染にも影響してしまうことから、ソーダストリームが家庭でシロップの量を調整できること、プラスチックのゴミが出ないことが社会的・環境的な問題に対してポジティブに受け入れられているのではないかと考えています。
「健康や環境など未来事業の発展につながるブランドである」ソーダストリームの普及そのものがソリューションと捉えています。
−商品を購入される方はどのような方がいらっしゃるのでしょうか。
日本で販売した当初は、海外の文化に触れていて炭酸水を飲むことに慣れている方が多かったのですが、現在では一般の方も炭酸水が美味しいからという理由で、好んで購入されている方が増えてきました。あとは飲み方としてお酒を割るための炭酸水を作るのに購入される方もいらっしゃいますね。
最近ではヨガをやっている方や、プロスポーツ選手が飲んでいることで、怪我の予防に炭酸水を飲むアスリートもいるかと思います。
−商品の特徴を教えてください。
大まかに分けると2種類に分けることができます。一つ目は連動タイプで、スイッチを押すと自動的に炭酸を入れてくれる商品です。二つ目は手動タイプで、手動で炭酸を入れることができて電源コードが不要で持ち運びも簡易的な商品です。
2020年3月、長年アンバサダーをつとめているアンジャッシュ渡部建さんに加え、女優の上戸彩さんがブランドアンバサダーに加わり、新CMではテンポの良い二人の共演が見られます。
ソーダストリームオススメの晩酌とは
−先ほど「お酒を割るための炭酸水」とお聞きしましたがどのようなお酒との相性が良いのでしょうか。
ずばり「ウイスキー」です。特にソーダストリームは『オールドパー シルバー』というハイボールに適したブレンデッドスコッチウイスキーとセットになった商品の販売をしています。
ハイボールの作り方は、グラスに氷を入れてウイスキーをグラスの3分の1程度注ぎ、炭酸水は3分の2程度入れ、1回のステア(混ぜ)が美味しいです。
お酒以外でもコーラ、ジンジャーエールのシロップを販売しているので、家庭でもお子様向けにシロップの量を調整して炭酸飲料をつくることができます。
ソーダストリームを使ったアレンジレシピはホームページで紹介しているのでぜひご覧ください。(後述記載)
Director’s Voice
117年の歴史があるソーダストリーム。現在も商品の開発に勢力的に活動を行い、今年の5月以降にも新商品発売を控えているようです。平野さんへの取材中、印象的だったのが「ソーダストリームはヘルシーでありながら炭酸飲料を楽しめるのが良いところ」とお話しいただいたことで、最近流行してきている『クラフトコーラ』にも通ずるポイントなのではないかと感じました。ソーダストリームのTwitterでは、ユーザーからの質問に対し積極的に回答を行う相田相談員という活動も行っているそう。家庭での晩酌を楽しむ商品としていかがでしょうか。
Junki Tada
ソーダストリームについて
ブランド名 | ソーダストリーム |
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WEBサイト | https://www.sodastream.jp/ |
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